日曜日, 12月 22
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独立しやすいケアマネージャーについて

介護資格の最高峰と言われる「ケアマネージャー」は、介護職のなかでも独立のしやすさが特徴です。
実際にケアマネージャーになり独立を視野に入れてUターンをし、地元で居宅介護支援事業所を開設する人もいるようです。
ケアマネージャーは正式には介護支援専門員と呼ばれ、介護保険や介護相談の専門職というポジションになります。
介護を必要とする人に介護保険サービスを提供するため、ケアプランの作成を行ったり、サービス事業者との調整を行うのが主な仕事です。
介護者の家族からの相談を受け、その問題を分析しケアプランを作成します。
必要な介護サービスを調整して、家族と介護事業者とを繋ぐ役割を果たします。
さらに、適切な介護サービスが受けられているかなどの確認や事業者との連絡調整もケアマネージャーの役割です。

ケアマネージャーの受験資格は、国家資格である看護師や社会福祉士、介護福祉士、理学療法士などのそれぞれの資格に基づく業務経験を5年以上積むことが必要です。
また、生活相談員・支援相談員といった相談援助業務を5年以上積んだ場合、先ほど述べた国家資格がなくとも受験資格を得ることが可能です。
それらの条件をクリアした後、各地方自治体が行う介護支援専門員実務研修受講試験に合格、介護支援専門員実務研修を修了することでケアマネージャーの資格が得られます。
ケアマネージャーの独立以外の主な勤務先は、居宅介護支援事業所や特別養護老人ホームといった介護施設の他、自治体の相談窓口である地域包括支援センターなども挙げられます。
また、介護用具のレンタルなどを行う民間企業に勤務することも可能です。